ビジョナリなプロダクト
Photo by Oliver Reed
状況
問題
- プロダクトの開発においては、確固たる信念で「にわとりステークホルダー」をコントロールし、正しいプロダクトの実現のために「自己組織化されたチーム」を適切に一つの方向へ目を向けさせる必要がある。
フォース
- プロダクト開発に関わるさまざまなステークホルダーは、それぞれの利害でプロダクトの価値を捉えている。
解決策
- 「プロダクトへもっとも情熱をもつ人」が、そのプロダクトが未来にどのような価値を生み出すのかを明確にし、関係者と共有しよう。
アクション
- そのプロダクトが社会にどのような影響を与えるのか、自社にどのような影響を与えるのか、を目に見える形で表し、いつでも見られるようにする。
- 「小さく頻繁な軌道修正」や「統一された意思決定」においては、ここで明確にしたビジョナリなプロダクトの芯となる部分をぶれさせてはならない。
結果
- 「成長意欲の高いチーム」が、何かに迷った時には、「プロダクトのビジョンに則しているか?」と自律的に自問し、行動を決定することができる。
- プロダクトのビジョンを中心に据えた上で、各「にわとりステークホルダー」の利害とのすり合わせを行うことができる。
- 「ビジョナリなプロダクト」は「成長意欲の高いチーム」のみならず、すべての関係者をワクワクさせ、協力的にさせる。
アジャイルプラクティス
- AgileSamurai: Inception Deck
- 野中郁次郎: 『善い』目的を作る