スクラムをひもとくパタン[WIP]

客観的で中立的な目線と指摘

by Scott*

状況

  • プロダクト開発を開始するためのチームを作ろうとしている

問題

  • 「プロダクトへもっとも情熱をもつ人」と「自己組織化されたチーム」が協働するプロセスの中で様々な障害が発生する。その障害は全員が課題として捉え、常に解決し続けていかねばならない。

フォース

  • 人間が自身の行いを客観的に捉えるは難しい。また、自身が属する組織についても同様に客観的に捉えるは難しい。
  • 課題が明らかになっても、それを当事者が(時には自身の事を棚に上げて)中立的に指摘することは心理的に難しい。

解決策

  • プロダクトの開発プロセスとそこで発生する障害を、客観的で中立的に監視する役割を立てよう。

アクション

  • 「プロダクトへもっとも情熱をもつ人」とも「成長意欲の高いチーム」とも異なる人が、プロダクトの開発プロセスを客観的で中立的に監視するため、その役割を担う。
  • 「組織運営の課題リスト」を活用し、積極的に課題抽出とその是正を促してゆく。

結果

  • 発生する障害がよどみなく解決されるだけでなく、その解決を通して「プロダクトへもっとも情熱をもつ人」と「成長意欲の高いチーム」が障害に対して自律的に対処するようになり、また開発プロセス自体も効率的なものへと成長してゆく。

アジャイルプラクティス

  • Scrum: The Scrum Master